技術開発の裏側

高度な金属加工の技術

技術の開発にはふさわしい人材の育成が欠かせません。

◆技術開発エピソード

技術開発の裏側をご紹介します。
 

生産性の追求1

ブレーキピストンへの多方向からの穴あけを、単軸ドリリングマシンで加工していましたが、増産と得意先からのコストダウン要請により、生産性の高い加工方法が要求されました。
社内での設備製作技術により、多軸ドリリングマシンを製作し、お客様の要求に応えるものができるようになり、大変喜んでいただけました。

生産性の追求2

アルミバルブを加工するNC自動盤は、最高回転数が10,000rpmとカタログに記載されておりますが、4~5,000rpmしか回していませんでした。設備への負荷、刃持ちへの影響、製品の出来映えからそのように設定していました。
しかし、本当にベストな切削条件を探るプロジェクトチームを立ち上げ、設備回転数、切削油の掛け方、刃具の材質や形状を研究し、ほぼMAXの回転数で連続生産できるようになりました。
その結果、出来高が大幅に向上し、刃持ちも10倍以上になり、さらに切粉による品質への影響も激減しました。

多段研削の品質向上

ATバルブは外径の公差が10μ以下、真直度や真円度、同軸度は5μ以下と非常に高精度を要求されます。
そのため外径仕上げには研削を用いますが、異なった径を同時に研磨しなければ要求品質を満足できません。そして、2段、3段と仕上げ径の数が増えると、その加工は難しさを増します。
研削ラインの班長を中心に、特に3段同時研削時に発生する外径のバラツキや真円度、同軸度不良をゼロにする改善に取り組み、見事100%良品が確保できる技術を生み出しました。
解決困難な問題を自分たちで考え、解決したことは、若い監督者にとって大きな自信となり、更に新しい改善に取り組んでいます。
日進精機株式会社
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